アジアから世界一のスプリント選手を輩出するプロジェクト「Asian Athletic Academy」を始めます
Asian Athletic Academyは、アジア各国のアスリート(スプリンター)が約2週間日本で共同生活をし、共に学びトレーニングを行うプログラムです。テクノロジー・サイエンスを導入し、先端のトレーニング理論を伝え、アジアのアスリートのレベル・コーチのレベルを引き上げること、多国籍の選手が集い、友好の輪を広げることによって、ビジョンの達成を目指します。
アジアンアスレティックアカデミー概要
プログラム期間:2019年2月18日(月)~3月3日(日)の14日間
トレーニング協力:TRAC、順天堂大学
トレーニング場所:新豊洲ランニングスタジアム、順天堂大学
コーチ:大西正裕、為末大
参加選手出身国:ブータン、ネパール、ラオス、スリランカ、レバノン(短距離の各国代表レベルの選手を招聘)
– Mr. Tashi Dendup (Bhutan)
– Mr. Chaudhary Aasish (Nepal)
– Mr. Kariyawasam Sheshan Dilusha (Sri Lanka)
– Ms. Pha Aphay Silina (Laos)
– Mr. Arz Zahreddine (Lebanon) invited by Xiborg
合同練習風景
大西正裕コーチのコメント
今回のキャンプでは、2020に向けて個々のパフォーマンスを高めることが主な目的ですが、このキャンプを通してなぜこのトレーニングを行うのか?を理解してもらい、彼らの母国での陸上競技の普及、強化に繋げて欲しいと思いコーチングにあたっています。
1週目は時差調整を含め個々の課題を明確にすることを目的にトレーニング行いました。
2週目は試合を想定したトレーニングを行い、最終日にタイムトライアルを行う予定しています。
先月渡米した際に見た光景は、オリピアンもパラリピアンも、人種も、性別も越えて陸上競技を通じて高め合う姿でした。その光景を日本でも作れ、また携わることが出来て嬉しく思います。
合宿生活
選手たちは、日本滞在中の2週間、都内のシェアハウスで共同生活を行い、料理なども自炊することで、異文化交流にもなりました。
NHK;おはよう日本関東甲信越にて放送
本プログラムについて、2019年2月28日に放映されたNHKの番組にて紹介されました。約5分間の動画がこちらのウェブページにてご視聴いただけますので、ぜひ御覧ください。こちらのウェブページ
本ウェブページの写真の多くは、ご自身も陸上競技やブータンでの体育教師の経験のある、写真家:関健作さんに撮影いただいたものになります。