ブータンの首都ティンプーにおいて2019年9月1日、陸上競技全国大会が開催されました。一般社団法人アスリートソサエティからは、代表の為末大と事務局長の2名が現地を訪問しました。大会開催資金の一部は、アスリートソサエティから協力しました。。本大会は首都の選手のみならず、7つの地域から予選を勝ち抜いた約100名の選手が参加し、選手間の交流の実現も含め活気ある大会となりました。
今回の大会は主催はブータンオリンピック委員会、ブータン陸上連盟、アスリートソサエティの3社で、首都のティンプーにあるティンプー陸上競技場で行われました。
大会は朝9:00から昼食休憩を挟んで14:00まで実施され、男女ともに100m、200m、400m、800m、100mx4リレー、走り幅跳びの6種目が行われました。参加者の多くは高校生や大学生(ブータンでは社会人になるとともに、競技を離れるのが一般的です)でした。
また大会終了後には、為末大との質疑応答セッションが開催され、大会に向けた調整の仕方、不調時のモチベーション管理、勉強とスポーツの関係やバランスのとり方などのやり取りが行われました。
ブータンの選手の多くの目標は南アジア大会やアジア大会といった地域大会を照準にしており、今後の大会で今回参加してくれた選手が活躍してくれることが期待されています。