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ブータンにて体育教師や陸上コーチ向けのセミナーを開催

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一般社団法人アスリートソサエティ (AS)、Bhutan Olympic Committee (BOC)、Bhutan Amateur Athletic Federation (BAAF)は2023年8月19日(土)にブータンの首都ティンプーにある陸上競技グラウンドであるBhutan Olympic Groundにて、20人の体育教師や陸上競技コーチ向けのセミナーである「Seminar on Sprint Events by Dai Tamesue of Athlete Society」を開催したことをご報告いたします。
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セミナーの概要

今回のセミナーでは、ASの代表理事である為末大を講師として、陸上競技における基礎的なトレーニング方法を室内での座学とグラウンドでの実践を組み合わせて指導しました。参加者のうち2-3名は過去のセミナーにも参加しており、以前は学生として今回は教員として受講する姿が印象に残りました。セミナーの後半では本セミナーに特別参加したNTSports社のSinclair氏によるスポーツ動作解析解説と同社の解析システムであるHoloMotionの体験デモが実施されました。セミナー最後にはスポーツ指導における現在地点、目標、そこまでの向かい方などのモチベーション管理などを為末が解説しました。
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今回のASのブータン渡航には、日本の競技用義足開発会社であるXiborg社の遠藤社長やそのスタッフにも同行いただいたことで、ブータン初の義足ランナー:ブレードランナーが誕生しました。Xiborg社は、Bhutan Paralympic Committee(BPC)と現地の病院であるギダゴム病院の義肢装具士の協力のもと、義足用ソケット制作や調整を行ったうえで、Xiborg社の競技用義足を提供しました。3人の義足ユーザのうち、準備が整った1名は、上記セミナーにも参加しグラウンドでの歩行・走行練習を行いました。以下はその様子が現地の新聞Bhutan Todayに載った際の記事になります。

現地新聞への掲載

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パンデミックにより中断していたSports Asiaプロジェクトについて、再開後第1弾がこのように成功裡に開催できたことを嬉しく思っています。今後もより多くの国、対象者向けに活動が広がるよう準備をしていきます。なお、本活動の一部はりそな銀行SDGs私募債からの寄付金を基に実施されました。ご協力に感謝申し上げます。アスリートソサエティでは今後の活動を担うスタッフの募集もしておりますので、ご関心のある方は問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。
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