一般社団法人アスリートソサエティはスリランカにて、特定非営利活動法人アプカスやスリランカ陸上連盟、スリランカオリンピック委員会、スリランカスポーツ省の協力のもと、 主に短距離選手を中心とした陸上選手育成支援活動をおこないました。また今後の連携可能性調査のため、オリンピック委員会や在スリランカ日本国大使館等を訪問しました。なお、本プロジェクトはSport For Tomorrowにも認定されているプロジェクトになります。
スリランカプロジェクト
スリランカのコロンボにて、陸上競技短距離選手と全国から集った陸上競技・体育のコーチなど合計約30人に対して、日本の400mハードル日本記録保持者の為末大を講師として、2018年3月13日・14日の2日間の陸上教室を開催しました。
協力:特定非営利活動法人アプカス
認定:Sport For Tomorrow Consortium
場所:Track & Field Ground of Athletic Association of Sri Lanka
1日目:2018年3月13日
1日目午前は雨天だったため、体育館内でドリルやスタート練習を行い、午後からグランドにてハードル等を使用した練習を行いました。体育館内は1/2スペースを体操、1/4をレスリングの練習で使用しており、残る1/4のレスリングマットを間借りしての練習になりました。
2日目:2018年3月14日
2日目は早朝6:30よりグランドにて、スピードトレーニングを中心に行いました。練習熱心なアスリートが多く、全体練習が終わった後にも個別に指導を求めてくる(フォームやスタートのチェック)選手が何人もいたのが印象的でした。
レベルも高く、13秒9台で110mハードルを走る17歳の選手がおり、今後のトレーニング次第では東京五輪出場も夢ではなさそうです。2020年の東京オリンピックに一人でも多くのスリランカ人選手が出場してくれることを期待して、二日間に渡る練習を終えました。