一般社団法人アスリートソサエティは2019年3月25日に、Sports Asiaプロジェクトの一環として、ウズベキスタンはタシケントにて以下の通りの活動をしたことをご報告いたします。
タシケントオリンピックカレッジにてハードル教室
ウズベキスタンでは、スポーツで有望な子どもたちはオリンピックカレッジという中高一貫のスポーツ選手養成学校に入校して、勉強をしながらトレーニングを行います。今回はそんなタシケントオリンピックカレッジを訪問し、陸上部の特にハードルに取り組んでいるアスリート約10人、コーチ約3人を対象として、元ハードル日本代表の為末大によるハードル教室を開催いたしました。学生アスリートが為末による模範ハードリングを真剣な眼差しで見たり、コーチも年間、週間、1日の練習プランを詳細に質問してきたりと、とてもアクティブな交流になりました。
ウズベキスタン陸上連盟表敬訪問
午後にはウズベキスタン陸上連盟を訪問し、ウズベキスタンの陸上代表チームの東京五輪までの計画や戦略の話を伺い、今後のアスリートソサエティとウズベキスタン陸上連盟の連携案について議論を行いました。また陸上競技連盟のビルの目の前にある専用の陸上グランドや付属の合宿施設を見学し、今後のアスリート交流に関して意見交換を行いました。
為末大のコメント
ウズベキスタンはアジアの中ではスポーツ強豪国の一つで、ボクシングやウェイトリフティングでメダルも多く取得している国です。陸上の短距離やハードルはこれまではそこまでの記録は出ていないのですが、ポテンシャルは大いに感じました。陸上連盟の方の「よりレベルの高い他国のアスリートとの合同練習の機会が欲しい」という具体的な要望や、それに対する連盟や国としての力強いサポート体制を心強く感じました。アスリートソサエティで可能な連携方法を吟味し、今後の友好関係を構築していきたいと思います。